2024年2月2日、東京交響楽団は、
これまでの日本のオーケストラの海外公演とは異なった新しい形で、 アジアに新たな拠点を築き、日本からアジア全体へと視野を広げて、 多角的な活動を展開する「アジア・プロジェクト」を開始することを 発表しました。 2024年度の取り組みは次の通り。 2 月 6 日 在タイ王国日本大使館多目的ホール にてロイヤル・バンコク交響楽団(RBSO)、 タイ国立シラパコーン大学音楽学部とパートナーシップ調印式 2 月 7 日 バンコク・シリキット・コンベンションセンターで行われる 日本大使館主催ナショナルデー レセプションに室内楽で参加 2 月 8 日 バンコク日本人学校にて、弦楽四重奏コンサート 2 月 9 日 AUA Language Center Hall にて行われるロイヤル・バンコク交響楽団奏者との 合同弦楽合奏演奏会 2 月 10 日 ロイヤル・バンコク交響楽団アカデミーにて 東響楽員によるマスタークラス開 3 月 22 日 タイ文化センター(バンコク) にて東京交響楽団特別演奏会 in バンコク 出演/指揮=大友直人 ヴァイオリン=服部百音 曲目/タイ王国国王讃歌、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、 ブラームス:交響曲第 1 番 詳しくは特設サイトをご覧ください。 https://asia.tokyosymphony.jp/asia-project/#about
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青山音楽財団の顕彰事業「青山音楽賞」。
2023年度第33回の受賞者が発表されました。 受賞者は次の通りです。 【新人賞】 太田糸音/ピアノ 戸澤采紀/ヴァイオリン 【バロックザール賞】 ディルク・アルトマン&岡本麻子 TRIO VENTUS(トリオ・ヴェントゥス) ピアノ三重奏団:広瀬心香/鈴木晧矢/石川武蔵 ■特設サイト https://aoyama-music-foundation.or.jp/music_awards_winner/ ■2023年度 第33回 青山音楽賞 授賞式 2024年 3月2日 (土) 14:45開場 15:30開演 ※青山音楽賞授賞式に抽選で50名が招待されます 詳細・お申し込み(2月9日・金 18時00分まで) https://barocksaal.com/schedule/7882/ ■青山音楽賞とは 青山音楽賞は、演奏技術のみならず演奏会そのものを 総合的に評価するというユニークな審査方式で、 毎年1月から12月の間に、財団が運営する青山音楽記念館 バロックザールで 開催された演奏会の中から選考されます。 受賞者には賞金の他、青山賞とバロックザール賞には 受賞記念演奏会開催費用として助成金が支給されます。 新人賞には留学や国際コンクールへの参加のための音楽研修費が支給されるなど、 若い演奏家の支援に力を入れている音楽賞です。 新人賞(2名以内):演奏会当日26歳未満(声楽部門は29歳未満)の個人の演奏会 青山賞(2名以内):演奏会当日26歳以上(声楽部門は29歳以上)の個人の演奏会 バロックザール賞(2組以内):アンサンブルの演奏会(器楽・声楽) ■第33回の受賞者と評価 新人賞受賞:2名 ◆太田 糸音(おおた しおん)/ピアノ 受賞公演:「太田糸音 ピアノリサイタル」 2023年12月10日(日)開催 評価 : バッハへの憧憬と敬意が詰まったリサイタル。 寸分の隙もない技術と表現力で観客を圧倒し、作品の魅力を余すことなく伝えた。 ◆戸澤 采紀(とざわ さき) /ヴァイオリン 受賞公演:「戸澤 采紀 ヴァイオリンリサイタル」 2023年12月21日(木)開催 評価 : 真摯に作品と対峙し確固たる自身の音楽世界を創出する。 鋭い感性と構築力、艶やかな音色による圧巻の演奏で観客を魅了した。 バロックザール賞受賞:2組 ◆ディルク・アルトマン(クラリネット)&岡本 麻子(ピアノ) 受賞公演:「TRAUMGEKRÖNT ~夢を戴きて~ ピアノとクラリネットによるドイツ浪漫名曲 の旅」 2023年3月18日(土)開催 評価 : いつまでも聴いていたいと思うような音楽の悦びに満ちたクラリネットと、 それを引き立てる様にドラマを牽引する華麗なピアノで、 豊かな表現の世界を繰り広げた。 ◆TRIO VENTUS (トリオ・ヴェントゥス) 受賞公演:「TRIO VENTUS RECITAL 見知らぬ情景」 2023年12月16日(土)開催 評価 : 凛とした風格のある演奏で、三人の音の美しさが絶妙に溶け合っていく。 互いに触発し合う躍動感に満ちた音楽は新しい息吹を感じさせた。 青山賞:該当者なし チェリストの林はるかさんと、ピアニストで作曲家の林そよかさんによる
姉妹デュオ。 コロナ以降久しぶりのライヴが2 月 24 日 (土) 六本木サテンドールで行われます。 2部構成で1st はクラシック中心、2ndはジブリや映画音楽を中心に演奏予定とのこと。 子どもの頃からアンサンブルをたのしんでいたというおふたり。 藝大時代、妹のそよかさんも副科でチェロを弾いていたそうで、 学内試験の際は姉妹交代で伴奏をしあっていたそう。 はるかさん曰く「自宅にいると妹の練習する音が聞こえてくるので、 解釈についても、表現にしても、 “アンサンブルをする際に何をしたいか”がわかるんです」と。 今はお互いに離れて暮らすおふたり。 「久しぶりにアンサンブルが出来るので楽しみです」と うれしそうに語っていました。 あたたかい雰囲気のライヴになりそうですね^^ ↓↓詳細(お申し込みもこちらからできます) https://satin-doll.jp/schedule/20240224/ ヤマハ音楽教室で音楽を習い始めたというおふたり。 はるかさんに、アンサンブルがとにかくたのしかったという ヤマハ音楽教室 ジュニア専門コースでの音楽体験から、 チェロに転向した経緯 (テレビで長谷川陽子さんの演奏を聴いたことがきっかけだったのだそうです!)、 妹そよかさんとのアンサンブルについて、 そしてアンサンブルをよりたのしむための譜読みのコツなどをうかがいました (ピアニストとの合わせの際の参考にもなると思います)。 2月中頃リリース予定のTaKE NOTEs 01号に掲載しますので、 リリースしましたらサイト内でお知らせいたします。 「もっと早く始められたら良かったのに…… 」
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